知っていますか?応急手当

さまざまな外傷・やけどの応急手当 (その1)

最近、私たちの周りには天災、人災に関わらずあらゆる災害が起こっています。 いざという時、慌てずに周りの人と協力して救急処置にあたれるよう、「いざというときのための応急手当」を確認しましょう!

Q1 やけどした時に最初にすることは?
 できるだけ早く、水で冷やします。軽いやけどの場合は
痛みと熱さを感じなくなるまで、10〜15分間流水で冷やし
ます。冷やした後は、やけどした部分を清潔なガーゼ、また
は布などで軽くおおって、医師の診断を受けてください。
 重いやけどの場合は、直ちに救急車を呼びます。救急車の
来るまでの間に水につけたシーツでくるむなど、手早く冷やす
ことが大切です。服の中をやけどした時は、服が水泡を保
護する役割を果たすので、そのまま服の上から水をかけ
ます。
その後、体が冷えすぎないよう毛布などでくるんでくだ
さい。
軽いやけどの手当
重いいやけどの手当@ 重いやけどの手当A
Q2 薬品によるやけどをしたら?
 化学薬品などがかかって、やけどをした場合は、体に付着
した薬品を大量の流水でよく洗い落とし医師の診察を受け
てください。
 化学薬品が口に入ったときは、充分うがいをして、医師
の診察を受けてください。
薬品によるやけど
Q3 凍傷になった時は?
 凍傷にかかった部位をマッサージしてはいけません。
 患者を暖かい場所へ運び、衣服をゆるめ、毛布などにくるん
で全身を保温してください。
 凍傷の部位をぬるま湯(37〜40℃)でゆっくりと温めます。
いお湯や火で温めてはいけません。
温かい飲物を飲むと痛みが和らぎます。
 凍傷部位に体温がもどったら、患部をヒビテン液などで消毒し
布で包むなど手当てをして、医師の診療を受けてください。
凍傷になった時
Q4 切り傷の手当ては?
 「頭のけが」
  意識の悪化や激しい頭痛、何度も吐く、けいれんが続く
  といった場合には危険です。救急車を呼び、吐いた物を
  取り除き、気道を開放します。頭をやや高めにし、首を
  前に曲げないようにして注意して静かに寝かせま
  す。
頭部は血管が多いので、出血量が多くなります
   が、あわてずに落ち着いて止血してください。

 「胸のけが」
  刃物などが刺さっていても抜いてはいけません。
  傷の場合は止血します。痛みを訴えたり、呼吸困難の
  時は、静かに呼吸させます。打撲した部分には氷のう
  やぬれタオルで冷やしてください。外見は軽い傷のよう
  でも、胸部のけがの場合には、呼吸困難や出血性
  ショックを起こすことがあるので、呼吸や脈の状態
  に十分注意してください。


 「首・背中のけが」
  首を通っている神経が傷つくと、呼吸ができなくなること
  があるため、呼吸の有無を調べます。呼吸がなけれ
  ば、気道を開放し、人工呼吸を行います。気道の開放は
  ゆっくりと、慎重に行います。首や背中を強打すると脊
  髄神経を傷つけ、手足の麻痺を起こすことがありま
  す。
手足が動かない場合は、頸椎や脊髄を傷つけて
  いるおそれがあるので、動かさないで救急車を呼ん
  でください。


 「手や足のけが」
  傷口の汚れは水で洗い落とし、ヒビテン液、オキシドー
  ルなどの消毒液で消毒します。清潔なガーゼで傷口を
  覆い絆創膏か包帯を巻きます。伸縮包帯なら誰でもう
  まく巻くことができます。時間を追うごとに痛みが強くな
  ったり、傷の状態が酷くなることがあります。早めに医
  師の治療を受けてください。

 「腹部のけが」
  絶対にさすったり、もんだりしてはいけません。刃物
  などが刺さっていても、抜いてはいけません。
受傷
  直後から痛みが激しい場合は腹膜炎や内臓破裂を起こ
  している可能性がありますから、急いで救急車を呼ぶ
  か、医師の診療を受けてください。痛みが軽い場合で
  も、脈や呼吸の状態、痛みの強さの変化、腹部のどの
  あたりが痛むのかなどに注意します。医師の許可が
  あるまで、水や食料をとってはいけません。
切り傷の手当て

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