知っていますか?応急手当

いざという時のために・・・A

最近、私たちの周りには天災、人災に関わらずあらゆる災害が起こっています。
 いざという時、慌てずに周りの人と協力して救急処置にあたれるよう、さまざまな応急手当を確認しましょう!

Q1 呼吸の有無の調べ方と人工呼吸の方法は?
 呼吸があるか、ないかは見て、聞いて、感じて調べます。
 まず、片方の手のひらを患者のおでこに一方の手の指で
患者の下顎の先にあて、これを持ち上げて、呼吸する時の
通路を開いて呼吸しやすいようにします。肩の下にタオルか
枕、衣服を入れると気道を確保した姿勢が保たれます。
 この時、腕は患者の胸から離してください。同時に患者
の胸の動きや口と鼻からの音に注意を向けて、呼吸があるか
ないかを調べます。
 呼吸がなければ、人工呼吸が必要です。おでこに置い
た手で鼻をつまみ、まわりから息がもれないように口をおおっ
て息を吹き込みます。約2秒かけてゆっくり2回息を吹き込み
ます。(胸が軽く膨らむ程度)
 うまく息が吹き込まれた時は、相手の胸がもり上がり、音を
立てずに息が入っていくのがわかります。目と耳で確認して
ください。吹き込みが済み、口を離した時、患者の胸が元
の位置まで沈んだら、息が吐き出されているということで
す。
確認後、息の吹き込みを繰り返します。また、人工呼吸を
行う際には、できるだけ感染防護具を使うことをお薦めします。
しかし、それを持っていない場合、あるいは持ってはいるが準
備に時間がかかりそうな場合、口と口が直接接触することに
躊躇する場合などは、人工呼吸を省略してすぐに心臓マッサ
ージに進んでください。
 1歳ぐらいまでの乳幼児の場合は、片方の手のひらを患者
のおでこに、一方の手の人差し指一本で顎をそらして、気道
を確保します。口と一緒に鼻をおおうようにして約1〜1.5秒
かけてゆっくり2回息を吹き込みます。吹き込む量は、息を
吹き込んだ時、胸が軽く膨らむ程度
ですが、身体の大き
さに合わせて調節
してください。口を離した時、乳幼児の
胸が元の位置まで沈むのを確認して息の吹き込みを繰り返
します。
乳児人工呼吸の方法
人工呼吸の方法
Q2 心臓マッサージの方法は?
 図のように、両手の指を組みます。組んだ両手の指先は
相手の胸につかないようにします。自分の両肩が患者の
胸の真上になるように位置し、両腕を垂直にのばし、手の
ひらの根元を患者の胸の中心におきます。
肘をまっすぐ
伸ばしたままの姿勢で、自分の体重をかけて、患者の胸
を垂直に圧迫します。

 次に、手のひらを患者の胸から離さずに、患者の胸がもと
の高さにもどるまで力を完全に抜き、そのままの位置で再び
押すという動作をくり返します。
 押している時間と力を抜く時間が等しくなるように(1分
間に100回のリズム)リズミカルに圧迫してください。

 乳児の場合は大人と同じ圧迫位置を2本の指で、小児の
場合は片手で1分間100回のリズムで圧迫します。
心臓マッサージの方法
心臓マッサージの位置

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