知っていますか?応急手当

いざという時のために・・・D

最近、私たちの周りには天災、人災に関わらずあらゆる災害が起こっています。
 いざという時、慌てずに周りの人と協力して救急処置にあたれるよう、さまざまな応急手当を確認しましょう!

Q1 「倒れた人」を見つけた場合は?(疾病者の管理方法)
倒れた人を見つけた時は、むやみに動かさず、できるだけ楽な姿勢で安静にしてやることが重要です。 しかし、倒れた場所が車の通る路上や火災現場などの危険な場所、風呂場やトイレなど、手当のでき
にくい場所の場合は移動させてから安静を保ちましょう。
 
「疾病者の管理方法」
1. 衣服のゆるめ方
 ◆傷病者にとって楽な姿勢をとらせ、衣服やベルトなどをゆるめる。
 ◆衣服は、傷病者に動揺を与えないように、できるだけ安静にしてゆるめる。
  <ここがポイント>
   ○傷病者に意識がある場合は、よく説明をし、希望を聞きながら衣服をゆるめ、無理強いしない。
 
2. 保温(傷病者の体温を保つ)
 ◆悪寒、体温の低下、顔面蒼白、ショック症状などが見られる場合は、傷病者の体温が逃げない
   ように毛布などで保温する。
  <ここがポイント>
   ○日射病や熱射病を除き、季節に関係なく実施する。
   ○保温をすることによって、圧迫感を与えないように注意する。
   ○服がぬれているときは、脱がせてから保温をするようにする。
   ○電気毛布、湯タンポ、アンカなどで傷病者を暖めることは、
    医師から指示を受けたとき以外はしてはいけない。
   ○地面やコンクリートの床などに寝かせるときの保温は、身体の
    上に掛ける物より、下に敷く物を厚くする。
体の保温
 
3. 体位の管理法
 ◆傷病者に適した体位(姿勢)を保つことは、呼吸や循環機能を維持し、苦痛を和らげ、症状の悪化を
   防ぐのに有効である。
  <ここがポイント>
   ○傷病者の希望する、最も楽な体位を取らせる。
   ○体位を強制してはいけない。
   ○体位を変えてやる場合は、痛みや不安感を与えないようにする。
  @ 仰臥位(ぎょうがい)<仰向け>
   ○背中を下にした水平な体位である。
   ○全身の筋肉などに無理な緊張を与えない。
   ○最も安定した自然な姿勢である。
仰臥位(仰向け)
  A 膝屈曲位
   ○仰臥位(ぎょうがい)で膝を立てた体位である。
   ○腹部の緊張と痛みを和らげる姿勢である。
   ○一般的に、腹部に外傷を受けた場合や、腹痛を訴えた場合に
    適している。
膝屈曲位
  B 腹臥位(ふくがい)
   ○腹ばいで、顔を横に向けた体位である。
   ○食べた物を吐いているときや、背中にけがをしているときに
    適している。
腹臥位
  C 回復体位<側臥位(そくがい)>
   ○傷病者を横向きに寝かせ、下あごを前に出して気道を確保し、
    両肘を曲げ上側の膝を約90度曲げ、後ろに倒れないようにする
    体位である。
   ○吐いた物を口の中から取り除きやすい。
   ○窒息防止に有効である。
   ○意識のない傷病者に適している。
回復体位(側臥位)
  D 半座位
   ○上体を軽く起こした体位である。
   ○胸や呼吸の苦しい傷病者に適している。
   ○頭にけがをしている場合や、脳血管障害の場合に適している。
半座位
  E 座位
   ○座った状態でいる体位である。
   ○胸や呼吸の苦しさを訴えている傷病者に適している。
座位
  F 足側高位
   ○仰臥位で足側を高くした体位である。
   ○貧血や、出血性ショックの傷病者に適している。
足側高位

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