健康・福祉ミニ知識

平成26年9月1日更新

健康

■■■ ペットボトル症候群にご注意を ■■■
 皆さんは「ペットボトル症候群」という言葉をご存知でしょうか?
 ペットボトル症候群というのは俗称で、医学的には「※清涼飲料水ケトー
シス」いうのが正しい名称です。糖分を含む清涼飲料水を飲み続けていると 体内の血糖値が高くなり、250mg/dlを超えると、糖分の代謝を促すホルモ ン(インスリン)の働きが弱くなり、500mg/dlを超えると、体は糖分の代わりに 脂肪を分解し、エネルギーとして使い始めます。脂肪が分解されると「ケト ン」と呼ばれる酸性物質が体内に蓄積されます。この「ケトン」が脳細胞に悪 影響を与え、吐き気や意識障害などを引き起こします。
 さらに厄介なのは、糖分を含む清涼飲料水を飲んで血糖値が上がると尿 の量や回数が増え、喉が渇いてまた清涼飲料水を飲み、さらに血糖値が 上昇するという悪循環に陥ることです。
 ペットボトルに含まれるすべての飲料がこの状態を引き起こすわけではあ りませんが、多くの清涼飲料水や缶コーヒーなどには容量の約10%の糖分 が含まれており、500mlのペットボトル飲料を飲むと、50gの砂糖を食べた計 算になります。
 これから暑くなり、冷たい飲み物がほしくなる季節ですが、糖分を含む清 涼飲料水はほどほどにし、喉が渇いたらお茶や水などのカロリーの少ない ものを飲むようにしてはいかがでしょうか。

 ※清涼飲料水
  食品衛生法では、乳酸菌飲料、乳及び乳製品を除く、アルコール分1酒
  成分1容量%未満の飲料と定義されており、炭酸飲料、果実飲料、コー
  ヒー飲料、スポーツドリンク、ミネラルウォーター類、ウーロン茶飲料等
  があります。
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福祉

■■■ 誤嚥性肺炎を防ぐ ■■■
*  「誤嚥(ごえん)」とは、食べ物などが誤って気管に入ってしまうことをいい ます。普通は、食べ物がのどへ送り込まれると、反射的に気管の入り口が ふさがれ、食べ物は食道に入って気管には入らないようになっています。
 ところが年をとって神経の働きが衰えてくると、飲み込みの反射運動が
うまくいかなくなり、気管の中へ食べ物や飲物が入って誤嚥が起こります。
口の中にはさまざまな細菌が生息しています。それが食べ物と一緒に肺
の中へ入ると、肺炎を起こすことがあります。これを「誤嚥性肺炎」といい
ます。
 誤嚥性肺炎を防ぐには、次の点に特に気をつけましょう。
  @ 食べやすい姿勢をとる
    特にベットで食事する場合は、体を起こした姿勢をとることが大切で
   す。まっすぐに上体を起こすのが理想的ですが、お年寄りでは不安定
   になることも多いので、安定した姿勢で食事ができる角度までベットの
   背を起こし、首の後ろに枕やタオルを入れて頭を立て、膝を曲げるよう
   にします。食後30分は起こした姿勢を保ち、胃からの逆流を防ぎます。
  A 調理法を工夫する
    サッとのどを流れるみそ汁などの液体や、パサパサしたものは誤嚥
   しやすいのです。液体はとろみをつけたり、ゼリー状にすると誤嚥をあ
   る程度防ぐことができます。
  B 口の中をいつも清潔に保つ
    食後の歯磨きや口すすぎを十分にして、口の中の細菌を減らしま
   す。食後だけでなく、寝る前にも手入れをすることが重要です。
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